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  • 【FIKA】森の茶屋イベントレポート 2024年3月15日【FIKA】森の茶屋イベントレポート
    2024年3月13日(水)~3月15日(金)、大手町タワーで「森の茶屋」を開催しました。 日本各地の老舗茶舗が集結し、地元に根ざした伝統的なお茶や、創意工夫を凝らした新しいお茶の楽しみ方を提供しました。 煎茶や抹茶ラテなどの飲み物とともに、お茶を使用したお菓子も味わえるのが魅力です。都会の喧騒を忘れ、森の自然と日本文化に浸れる特別な時間を過ごしていただきました。 自然の森の中に和傘と座布団の赤が映え、自然と日本文化が楽しめる空間となりました。 全国各地より集まった、森と一緒に楽しむ日本茶や抹茶など、それぞれの味わいを楽しんでいただきました。 大手町の森がお茶の香りと味わいで満たされた特別な3日間。 「おいしいお茶とたくさん出会えて嬉しかった」とのお声をたくさんいただきました。   今後もFIKAでは、森の中でゆったりと過ごせるひとときをお届けしていきます!ぜひ次回もお楽しみに!
  • 【FIKA】森の茶屋|3月13日(水)〜15日(金) 2024年3月1日【FIKA】森の茶屋|3月13日(水)〜15日(金)
    1.開催内容 大手町の森の中で、日本の文化を味わうひと時を。 優しい甘さのお茶菓子と、多種多彩なお茶のハーモニーをお楽しみください。 2.開催日時 ▪ 開  催  日:2024年3月13日(水)~3月15日(金) ▪ 開催時間:11:00~19:00 ▪ 会        場:大手町の森(大手町タワー1F) 3.出店店舗の紹介 —– 茶通仙 多田製茶(大阪)—– ▶全国の日本茶とオリジナルブレンドを取り揃える、『自由で楽しい日本茶』を提案する創業約160年の大阪の製茶問屋。 ▶販売メニュー:黒文字茶/milky green -original blended-/お茶香ル パウンドケーキ(贅沢抹茶、ほうじ茶、黒豆)     —– 小林芳香園(岡山)—– ▶江戸時代より地元で愛され続けてきた美作番茶を、伝統的な製法を守り作り続けている老舗茶舗。 ▶販売メニュー:美作番茶/煎茶  瀬戸内ブレンド/さくら緑茶       —– 松澤園(埼玉)—– ▶1938年開業の埼玉県ふじみ野市の茶舗。狭山茶を中心に茶葉と茶器を揃える。 近年はお茶のイベントや企画など多様なプロジェクトも。 ▶販売メニュー:狭山煎茶/深煎りほうじ茶/狭山和紅茶       —– Annon(静岡)—– ▶静岡の中山間地域「玉川」に根差した茶商・平岡商店が展開するスティックタイプの粉末茶ブランド。 ▶販売メニュー:玉川合組煎茶/5種詰め合わせ/ほうじ茶ラテ     —– Satén japanese tea(東京)—– ▶西荻窪でLeaf to Relief – 茶葉から一服へ – をコンセプトに、日常に溶け込む日本茶を提供している日本茶スタンド。 ▶販売メニュー:抹茶ラテ/煎茶(静岡県牧之原市:駄農園:藤かおり)/茎ほうじ茶(静岡県掛川市:ひらの園)     イベント概要 開催日時 2024年3月13日(水)~3月15日(金) 11:00~19:00 開催場所 東京都千代田区大手町1-5-5大手町タワー 1F 大手町の森 ※雨天時はB2F (森のプラザ)で開催予定です。 ※キッチンカー(Satén japanese tea 東京)のみ、雨天時も1F(大手町の森)で実施いたします。 主  催 東京建物株式会社 〈注意事項〉 ・告知内容が状況等により変更となる場合がございますので、予めご了承ください。 ・上記イベントの様子は主催者、主催関係者、協力企業・団体、報道機関による撮影を行わせていただく可能性がございます。 ・撮影した内容は上記各団体の広報・宣伝活動、レポート等で利用させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。 ・地震などにより開催が困難と判断した場合は、中断・中止する場合がございます。予めご了承ください。 ・安全管理に関しては細心の注意を払いますが、本イベントに参加したことにより発生した事故および怪我・紛失・盗難・故障等に関しましては、イベント主催者は責任を負いかねます。
  • 【FIKA】森の演奏会イベントレポート 2024年2月23日【FIKA】森の演奏会イベントレポート
    1月22日(月)と23日(火)、大手町タワーで「森の演奏会」を開催しました。 森をイメージした装飾ピアノとともに、通勤途中やお昼休み、退社後に立ち寄った方々へ、心地よい音楽のひとときをお届け。ピアノの美しい音色が大手町タワーに響き渡り、訪れた皆さんを魅了しました。   森のそばで奏でられる音楽は、忙しい日常にほっと一息つける癒しの時間。多くの方々から「癒された」との声をいただき、大変ご好評をいただきました。 <演奏者> 演奏は4名の個性豊かなピアニストが日替わりで担当。森の雰囲気にぴったりの選曲と演奏で、会場を心地よい音楽で満たしてくれました。   1月22日(月) 増井咲 東京音楽大学卒業。作編曲家としても活躍し、自身が編曲した『フルートのジブリ』のCDと楽譜が好評発売中。   持山翔子 国立音楽大学出身。アーティストやCM、ゲーム音楽を手がけるほか、ピアニストとして幅広く活動中。   1月23日(火) 和田華音 東京藝術大学大学院修了。数々のコンクールで受賞経験があり、国内外で活躍するピアニスト。 鈴木瑶子 国立音楽大学卒業後、バークリー音楽大学を首席で修了。国内外のライブやジャズシーンで高く評価される演奏家。 それぞれの演奏が、森をイメージした空間と絶妙にマッチし、訪れた方々の心に深く響きました。 大手町の森が音楽で満たされた特別な2日間。「また聴きたい!」との声をたくさんいただき、私たちもとても嬉しい気持ちでいっぱいです。 今後もFIKAでは、心豊かになる演奏会をお届けしていきます!ぜひ次回もお楽しみに!
  • 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大宮エリーさんアートイベントレポート 2024年1月31日10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大宮エリーさんアートイベントレポート
      2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を開催。8月2日から10日までの9日間、多くの出演者・関係者・出展者の皆さんとともに、森のにぎわいを作り上げました。 今回は、イベント開催中に行われたアートイベントについてレポート。大手町の森とアートのコラボレーションが実現した、様々な催しをご紹介します。 大手町の森の絵本「たぬきがおしえてくれたこと」 作家・画家・映画監督・演出家と多彩に活動されている大宮エリーさんとコラボレーションし、大手町の森を題材とした「たぬきがおしえてくれたこと」という絵本を作成。イベント期間中、来場者へ配布しました。     絵本の主人公であるたぬきは、大手町の森で実際に確認された生き物の一種です。ストーリ-は、そのたぬきをはじめとした森に暮らす動物、植物たち、そして森にやってきた人間がともに楽しく暮らすために手を取り合っていくというもの。ほかにも大手町の森をモチーフとした「暮らしと森の共存」「自然の大切さ」などが描かれ、大手町の森の成り立ちも楽しく知れる1冊となりました。この本をきっかけに、多くの方に大手町の森の歴史や森が存在する意義について知ってもらえたらと考えています。 大手町の森に現れた絵本の仲間たち&ワークショップ 8月2日~31日までの期間、大手町の森には絵本のキャラクターたちが登場。絵本の世界を現実の森のなかで再現しました。道ゆく人が足を止めて写真を撮る光景も多くみられ、森に賑わいを生み出していました。   また、8月6日には大宮エリーさんのアートワークショップ「We Love Forest」を開催。実際に、子どもたちと大手町の森を歩きながら「森の動物を描いてみよう」をテーマに、みんなで絵を描きました。   実際に森で見た絵本の動物を描く子もいれば、こんな動物があったらいいなという想像を膨らませて描く子もおり、それぞれ個性あふれるアート作品が完成しました。参加された方からは「芸術には答えがないよと言うメッセージがよかった」という感想もいただき、静かな自然とアートの両面に触れられる貴重な機会となりました。   このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   https://the-otemachi-tower.com/archives/5214 https://the-otemachi-tower.com/archives/5264 https://the-otemachi-tower.com/archives/5247
  • 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大手町の森の市イベントレポート 2024年1月29日10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大手町の森の市イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。今回はそのなかで連日賑わいをみせた「大手町の森の市」をご紹介します。 大手町の森の市 森の市は10周年イベント期間中に開かれていた、飲食と物販が集うエシカルマーケットです。エシカルディレクター坂口真生氏の監修のもと、環境や身体にやさしいグッズ、フード、アート作品などのショップが集まり、行き交う人たちの注目を集めました。   会場は大きく分けて二つのスペースで開催されました。 そのうちのひとつ、地下二階にあるOOTEMORIの入口スペースではエシカルマーケットにふさわしい個性的なアイテムが集合しました。   廃棄される果物などを再利用して作られたビーガンレザーのスニーカー、ゴミとして捨てられる予定だった紙とペットボトルで作られたフラワーベースなど。普段の生活に取り入れやすいものが多く並べられていました。   フードロス対策として生まれたベジタブルパウダーを使ったお菓子、産地直送の桃などのフードショップも登場。こだわりの素材が活かされた食品たちの魅力を感じ、通りすがりの方がお土産に買っていく姿も見られました。   夕方になると大手町の森の通路に屋台の灯りがともり、森の市の夜の部が始まります。あたたかな光に照らされて人々が夏を楽しむ光景はまさに、懐かしい夏の縁日の景色でした。   野菜直売や、アップサイクルビール、ナチュラルワインといったアルコールまで。飲食が楽しめるのはもちろんのこと、森の葉を使ったアートワークショップやうちわ作り体験、射的などのアクティビティも用意されていました。   オフィスが立ち並ぶ大手町に、マーケットや縁日がやってきた「大手町の森の市」。そこで働く人だけでなく、行き交う人々も森の空気を身近に感じながら、自然の大切さを考えるきっかけとなるイベントになりました。   このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   https://the-otemachi-tower.com/archives/4971 https://the-otemachi-tower.com/archives/5247 https://the-otemachi-tower.com/archives/5264
  • 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ エシカルトークセッション イベントレポート 2024年1月24日10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ エシカルトークセッション イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。 今回は、イベント期間中に開催された「エシカルトークセッション」をレポート。登壇者だけでなく、参加者とともに日常のエシカルアクションについて考えました。 【エシカルトークセッション】 今回のトークセッションは、大手町の森が見える特設ブースで行われました。エシカルディレクターの坂口真生氏がファシリテーターを務め、モデルやサスティナブルプロジェクト、ブランドPRなど幅広く活動されているエシカルコーディネーターのエバンズ亜莉沙さんをゲストでお迎えし、エシカルな生活について考えていきます。   坂口氏(以下敬称略) 「本日は、大手町の森10周年イベントとして、いま見ているこの森のような自然を守るためにできる日常でのアクションについてみなさんと一緒に考えていけるといいなと思っています。そこでまず大手町の森について話していきたいのですが、エバンズさんは大手町に森があるっていうことを知っていましたか?」   エバンズ氏(以下敬称略) 「実は知らなくて、このトークイベントの前に少し散歩をしながら森の成り立ちなど詳しいお話を聞きました。レッドリストに指定されているタカやハヤブサも来ると聞いて驚きましたね。」 坂口:「東京駅から続く地下通路を抜けた先に豊かな自然が広がっているという景色は、通るだけでも印象に残りますよね。」 エバンズ:「都市と森ってかけ離れている印象がありますからね。ですが、学生時代にオレゴン州で気候変動について学んでいたとき、重要なのは都市で送る日々の生活の裏にどんな影響があるかを知ることなのだと気づかされました。それをきっかけに、いまではエシカルな生活や環境にやさしい暮らしの選択について発信をしています。 「他にも、自然と都市が調和したスマートシティの町設計などにも関わっています。そうした町レベルの話では、公共交通機関といったモビリティの話も重要になってきますね。サステナビリティなまちづくりに力を入れているポートランドでは、2015年にTilikum Crossing(ティリカム・クロッシング)という橋が開通しました。この橋は自家用車が通れませんが、歩行者や自転車、路面電車などは通行できます。こうして街としてもCO2の削減に力を入れているわけです。国民性としても自然と共存しているという意識が高い人が多く、地元の食材を使っているカフェやレストランも多いですね。」   坂口:「地元を大切にする“Be Local”という動きは世界的にも強まっているなと感じています。海外生活の経験があるエバンズさんからすると日本の都会にある自然の印象ってどんなものですか?」 エバンズ:「都会のなかでも大事にされている公園や庭園は多いなという印象です。そこに対して癒しを求めていく人が多いですよね。」 坂口:「大手町の森もそういった場所のひとつとして、多くの人に知ってもらいたいですよね。いまは10周年イベントを開催中ということで、大手町の森では飲食店が屋台のように立ち並んで縁日のような雰囲気になっています。」   エバンズ:「先ほど歩いていた時に、遠くから街行く人が大手町の森に引き込まれているのが見えてとても面白かったです。地下2階スペースにも色んなお店がぎゅっと集まっているので、見ていて楽しかったです。実際に販売されていたものを手元に用意してもらったのですが、このカラフルな花瓶もペットボトルと段ボールを組み合わせて作られたアップサイクル品だそうです。環境保護につながるというのはもちろん、アート作品の様で感動しました。」 坂口:「森を中心にいろんなお店が並んで沢山の人が集まっている光景は、どこか懐かしい日本の景色ですよね。ここで少しゲストをお呼びして、大手町の森についてもっと詳しく聞いてみようと思います。それではさっそく自己紹介をお願いします。」   高橋氏(以下敬称略) 「ご紹介ありがとうございます。この大手町の森の運営管理をしている、東京建物株式会社の高橋といいます。」 坂口:「ありがとうございます。早速ですがこの森ができて10周年ということで、森の変化で印象的だったことはありますか?」 高橋:「実は、この森が作られた当初は正直森とは言えないんじゃないかと思うくらいに緑が少なかったんです(笑)。それが今ではパッと見ても森だと感じられるくらいに緑の量が増えました。量だけでなく植物の種類も、当初植えた117種から一時301種まで増えました。土のなかにあった種や風で運ばれた種が芽吹いたり、この大手町の森の中で自然競争が起きたりと、長い時間を経て今では208種類に落ち着いています。普通であれば肥料などを与えて雑草や他の草木が生えないようにしながら成長を促しますが、ここは自然に委ねる方針で育てています。」   エバンズ:「目指す森の形みたいなものはありますか?」 高橋:「いま大手町の森のなかはコンクリート部分と緑地がくっきりと分かれていて、緑地に人が入れないようになっています。ですが、より森を感じながらゆっくり過ごせる場にしたいと考えているので今回のような森を身近に感じられるイベントの開催や、森の中で時間を過ごせるスペースを増やしていきたいと考えています。原生林に近づけるというよりも、人に近い存在になってほしいなと思っていますね。」 坂口:「ありがとうございます。ここからは観客の方からも質問を受け付けたいと思います。ご質問のある方はぜひ、どうぞ。」   観客:_大手町の森は別の土地で植樹して環境づくりをしてから、森をまるごと大手町に持ってきたと今日初めて知りました。このようなプレフォレストという取り組みは一般的なのでしょうか? 高橋:「実はチャレンジングな取り組みです。このビルもそうですが、都内にあるほとんどのビルの地下には地下鉄や店舗が並んでいて、土の層が続いているわけではありません。そこに緑地を作ることを屋上緑化と言いますが、この広さで屋上緑化をした前例が当時ありませんでした。そこで、実際にプレフォレストを作ることで設計の確認作業を行いました。本当に植物が育ってくれるのかを実験するような意図で始めたので、うまくいくかは分からないなか始めました。」   観客:_チャレンジングな方法を取るというのは、会社の判断として難しいと感じたのですがどのように進めたのでしょうか? 高橋:「もちろん、緑地を配置しただけの遊歩道を作るプランもありました。しかし、せっかくの広さを活かしたいということで森を作ったという経緯ですね。プレフォレストはそれを成功させるための実験的取り組みでした。」 エバンズ:「失敗するリスクがありながらもここに作ろうと思った理由はあるのでしょうか。」 高橋:「環境に配慮したビルを作るという前提はありましたが、ここまで大きな森を作る必要はありませんでした。ですが当時の担当者が、日本トップクラスのオフィス街である大手町だからこそチャレンジをしたいという強い想いで推し進めました。理由はただそれだけですね。」   坂口:「そろそろイベントの終了のお時間なのですが、いろいろと深い話が聞けましたね。大手町の森は、森と人が一体化する未来に向けて誰よりも先に行く存在になれる気がしました。」 エバンズ:「これからの都市の形ですよね。身近に自然があるとストレスレベルが下がるし、そこから心の健康に、さらには環境のことへの関心にもつながると思っています。実際に森の周辺では体感気温が下がっているなどの効果も含めて、東京だけでなくいろんな都市部に広まってほしいですね。」 高橋:「ありがとうございます。まだまだ大手町の森を知らない方は多いと感じているので、ぜひいろんな方に知ってほしいし、皆さんにもどんどん広めていただきたいです。」 坂口:「これからも森の変化を見届けていきたいなと思いました。本日はありがとうございました!」   大手町の森の成り立ちや背景まで知れたトークセッション。さらなる森の可能性について見つめなおす機会となりました。このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   https://the-otemachi-tower.com/archives/4971    
  • 大手町の森10th Anniversary トークセッション イベントレポート 2024年1月22日大手町の森10th Anniversary トークセッション イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。 今回は、イベントのオープニングを飾った「大手町の森10th Anniversary トークセッション」をレポート。様々なゲストを招き、2部に分かれて多角的な視点から大手町の森について語りあいました。 ■第1部 第1部では、都市に「森」がある意義や必要性、また身近なまちの環境をより良くするために人や企業ができることを語り合う未来志向の環境セッションを開催。東京建物株式会社の加藤久喜さん、環境省より堀上勝さん、みずほフィナンシャルグループより末廣孝信さんが登壇しました。 (写真左から加藤久喜さん、堀上勝さん、末廣孝信さん)   大手町の森を毎日見ながら通勤しているという末廣さんは“森”という存在こそに価値があると語ります。 末廣:「日々見ていると、メンテナンスを含めた自然に対する強い想いがこの森をつくりあげたと感じます。そんな自然環境を身近な場所で実感できるというのは非常に大きいことだと思うし、世界規模で見ても大手町のようなビル街に本物の森があるというのはすごいことですよね。今はサステナビリティなど様々な言葉を耳にすることが増えていますが、この森の存在こそが自然とは何かと考えさせられるきっかけになる場所だなと思います。」   自然環境の保護と整備を所管とする環境省の堀上さんは、国際的な視点から大手町の森について語りました。 堀上:「この森の生物多様性は世界的にも価値があると考えています。というのも、いま日本では“30 by 30”という目標を掲げて環境保護に取り組んでいます。これは2030年までに国土の30%以上を自然環境エリアとして保全するというものなのですが、日本の国立公園だけでは目標達成には至らないため、企業や団体が保全している土地をOECMとして登録する取り組みを進めています。実際に、大手町の森もOECM登録の準備をしてもらっているのですが、現時点で認定に値すると専門家からも話を聞いています。環境省としては、こうした動きを牽引する存在として、大手町の森には期待を寄せていますね。」   それを受け、加藤さんは今後の大手町の森について話しました。 加藤:「大手町の森は緑があるというだけでなく、生物多様性を実現する場でもあると思っています。今まで通り、しっかりと管理しつづけることはもちろんのこと、人が過ごすうえで居心地の良い体験価値を創造する場にしていきたいと考えています。“森・呼吸する都市”として自然を体感できるイベントを増やしていきたいですね。」   最後に、お二方から期待の声を頂きました。 末廣:「実際に大手町の森の近くで働いている身としては、森を少しでも多くの人に体感してほしいと考えています。なので、一緒にイベントや社員交流の場を作りながら盛り上げて、森の魅力を発信していきたいですね。サステナビリティな活動は次世代に続くものなので、子どもたちがこの大手町の森に関わっていく植林など、成長を感じられるようなイベントをぜひやりたいと思いました。」 堀上:「OECM認定の審査委員から、植栽したものが根付いただけでなく生物多様性が形成されて、他のエリアと通じるネットワークの場となっているという評価を伺いました。こうしたネットワークというのは動物だけでなく人と人との話にもつながると思っています。ぜひ、そうした“人とのつながりの場”になってほしいですね。」 様々な視点から大手町の森について語られた第一部。10周年を迎えた大手町の森のこれからが楽しみになる内容となりました。   ■第2部 第2部では、「森(しん)・呼吸」をテーマに呼吸法のスペシャリストである椎名さんと、東京建物サステナビリティパートナーのAIさんをお招きして、トークセッションを開催しました。   実際に呼吸法のレクチャーに入る前に、AIさんがご自身のサステナビリティパートナーとしての活動について語られました。 AI:「サステナビリティパートナーとして、未来のまちをどうしたいかを想像して絵を描いてもらい、皆さんの理想の未来図を集める“未来ディクショナリー”という活動をしています。老若男女問わず様々な人が描く未来図を見て、私も元気をもらうことが多いですね! そのほかにもG7広島サミットで平和への思いを込めたスピーチや広島の学生さんとの合唱も行うなど、環境だけでなく平和というテーマでも活動させてもらっています。」 「また、人やまちに寄りそうという東京建物さんの姿勢に共感して “BE WITH YOU”という曲を作りました。聴いたときに明るい気持ちになる曲にしたいと思って作った一曲です。コンセプトムービーでは東京建物の社員さんやその家族までが一丸となって作りあげたので、最後に完成した時はみんなでワーッと盛り上がりましたね(笑)。」   ここで司会から「唐突で申し訳ないのですが、一節でも歌っていただくことできますでしょうか?」というお願いが! AIさんは快く受けてくださり、急遽アカペラで“BE WITH YOU”を披露されました。このサプライズに会場はもちろん、道を行き交う人たちも足を止め聴き入っていました。   美しい歌声で癒された後は、椎名さんによる呼吸法レクチャーが始まります。まず、椎名さんは呼吸の種類について教えてくれました。 椎名:「呼吸法は大きく2つに分かれます。1つがアクティブモードの呼吸です。これは力が入っている時の呼吸で、息をするだけでエネルギーを使って疲れてしまいます。もう一つがリラックスモードの呼吸。こっちは動きがない時の呼吸で、睡眠時もこの呼吸をしているのが理想です。このリラックスモードの呼吸を生活に取り入れていくことで、自然とストレスが軽減されていきます。」 具体的な呼吸時の姿勢から呼吸方法まで、丁寧にレクチャーしてもらいました。来場者もその場で呼吸法を実践する方が多く、レクチャー後には椎名さんから「皆さん顔つきが変わりましたね!」という言葉もかけられていました。   椎名さんはこうした呼吸を、日常的に行うことが重要だとお話しします。 椎名:「からだがリラックスしていないと呼吸は浅くなります。そうすると誰でも疲れてしまうんです。なので、疲れたなぁというときは大手町の森のようにパワーがたっぷりとあるところでリラックスした呼吸をしてほしいですね。これだけの大都会のなかに森があるというのはすごいことです! せっかくなので疲れを森に吸収してもらって、森のパワーを呼吸で取り入れる、ということを習慣化していってほしいなと思いました。」   椎名さんのお話を受け、AIさんも改めて自然の大切さを訴えました。 AI:「ここまで都市と自然が近い場所はなかなかないですよね。大手町の森を見ているとお互いに共存していけると感じるので、今後もこうした場所が増えていってほしいなと思いました。自然の中で深呼吸するだけでも、気持ちが楽に変わってくるとおもいます。未来のことを大事に、平和な世界を目指してこれからも活動していきたいと改めて感じました。」   10周年イベントのオープニングを飾った、今回のトークセッション。大手町の森が持つ自然の力、そして都市と自然の共存について考えさせられた時間となりました。 「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では、期間中に様々なイベントが開催されました。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   [関連記事リンク] https://the-otemachi-tower.com/archives/4971
  • 【FIKA】森の演奏会|1月22日(月)〜23日(火) 2024年1月12日【FIKA】森の演奏会|1月22日(月)〜23日(火)
    1.森の演奏会 森のピアノが奏でる音とともに、癒しのひとときを。 大手町の森をイメージしたスプレーアートピアノにもぜひご注目いただきつつ、演奏をお楽しみください。 音楽の力で気分転換できる癒しのひとときをお届けいたします˖✧ 演奏時間 8:00~8:40/12:10~12:50/18:00~18:40   2.演奏者プロフィール 様々な経歴をもつ個性豊かな演奏者たちが大手町タワーに癒しの音色をお届けします。 朝の出社時や、お昼休み、夕方の退社時間等に是非お立ち寄りください。   1月22日演奏 増井 咲 東京音楽大学ピアノ科卒業。同大学大学院音楽研究科作曲専攻在学中、オーケストラ作品を作曲し、演奏会を行う。テレビ・WebCMの音楽を多数制作。ダンス公演、朗読劇の作曲など、幅広く活動中。自身のオリジナル曲やオリジナルアレンジの曲を披露する演奏会を企画し、演奏活動も行っている。自身が編曲、ピアノ演奏をした『フルートのジブリ』のCDと楽譜好評発売中! 1月22日演奏 持山 翔子 静岡県磐田市出身。国立音楽大学にて作曲・作曲理論を学ぶ。作編曲家として数多くのアーティストの楽曲、CM/ゲーム/映像の音楽制作をする傍らピアニストとして様々なLIVEや作品に参加。近年では倉木麻衣、AIなど。また、ベーシスト小山尚希とのインストユニット「m.s.t.」では8枚のアルバムをリリース。ラ・フォル・ジュルネTOKYO、かわさきジャズ、日比谷音楽祭に出演 1月23日演奏 和田 華音 神奈川県鎌倉市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。現在はソロ、器楽や声楽・合唱の伴奏、アンサンブルなどの演奏活動を積極的に行う。第9回エンスヘーデ若い音楽家のための国際ピアノコンクールにて優勝するなど数々のコンクールにて入賞。藝大フィルハーモニア管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。 1月23日演奏 鈴木 瑶子 横浜市出身。国立音楽大学ジャズ専修を卒業後、バークリー音楽大学首席卒業。2020年1月11日ベーシスト小玉勇気とアルバム”The Moment”をリリース。同ユニットとしては台湾ツアーを成功させるなど、国内外にて幅広く活動。2023年、第41回浅草JAZZコンテストにおいて、YOKO SUZUKI QUINTETとして、バンド部門グランプリ、及び浅草JAZZ賞>(観覧者投票第1位)を受賞   イベント概要 開催日時 2024年1月22日(月)~23日(水)8:00~8:40/12:10~12:50/18:00~18:40 開催場所 東京都千代田区大手町1-5-5 大手町タワー(B1F) 主  催 東京建物株式会社 〈注意事項〉 ・告知内容が状況等により変更となる場合がございますので、予めご了承ください。 ・上記イベントの様子は主催者、主催関係者、協力企業・団体、報道機関による撮影を行わせていただく可能性がございます。 ・撮影した内容は上記各団体の広報・宣伝活動、レポート等で利用させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。 ・地震などにより開催が困難と判断した場合は、中断・中止する場合がございます。予めご了承ください。 ・安全管理に関しては細心の注意を払いますが、本イベントに参加したことにより発生した事故および怪我・紛失・盗難・故障等に関しましては、イベント主催者は責任を負いかねます。
  • 「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」イベントレポート 2023年12月27日「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」イベントレポート
    2023年11月20(月)~11月22日(水)、秋晴れの気持ちが良い陽気のなか「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」が開催されました。イベント期間中は、大手町タワーにある森のプラザと大手町の森にやきいもの名店が登場し、大手町で働く人や訪れる人でにぎわいました。   【森のプラザ】持ち帰りやきいも スイーツ 地下2階の森のプラザには、オフィスや家庭に持ち帰って食べられるやきいもスイーツのお店が出店。 オリーブオイルとのマリアージュによって生まれた、芋のとろけるような食感をたのしめる「OLIVE POTATO TOKYO」。茨城県産の熟成紅はるかを使用し、約3時間低温でじっくりと焼き上げた“極み焼き芋”を提供する「芋福堂」。蜜が滴るほど甘い、究極のやきいもをつくる「超蜜やきいもpukupuku」といった、個性豊かな店舗が並びました。   多くの人が行き交うお昼時には行列もでき、夕方には品切れになるお店も。皆さん、お店の方におすすめを聞きながら自分好みのやきいもスイーツを購入していました。 【大手町の森】森を眺めながら食べるやきいも 1階にある大手町の森には、秋の空気を感じながら食べたくなるこだわりのやきいもが登場しました。 定番から珍しい品種まで、添加物なしの100%天然スイーツとしてやきいもを提供する「おいもやさんmoimoi」。行列のできるやきいも屋さんとして話題の「いもこの焼き芋 阿佐美や」。厳選したさつまいもを壺の中に吊るし、炭火でじっくり時間を掛けて焼き上げる「銀六いも」。全国焼き芋グランプリ入賞の実績を持つ実力派の「日比焼き芋」など、幅広いラインナップをもったやきいも店が屋台出店しました。   そのほか、埼玉県と東京都に店舗をもつ「OIMOcafe」からはお持ち帰りに便利なさつまいもチップ、長期低温貯蔵した独自手法の熟成芋を使う「NETAIMO」からは芋けんぴなどが販売され、街ゆく人の注目を集めていました。 森にあるベンチでさっそくやきいもを楽しむ人の姿も。すこし肌寒い空気を感じながら食べる、あたたかなやきいもは格別でした。   夜は屋台に明かりが灯り、仕事終わりの人々を甘く優しい香りで包み込みます。どこか懐かしい景色を見ながら、秋の終わりを感じることができました。   大手町の森をより身近に感じていただく機会となった今回のイベント。大手町の森では、今後も季節にあわせた「森の新しい過ごし方」を様々な形でお届けする予定です。これからの大手町の森もお楽しみに。