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  • 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大手町の森の市イベントレポート 2024年1月29日10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~  大手町の森の市イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。今回はそのなかで連日賑わいをみせた「大手町の森の市」をご紹介します。 大手町の森の市 森の市は10周年イベント期間中に開かれていた、飲食と物販が集うエシカルマーケットです。エシカルディレクター坂口真生氏の監修のもと、環境や身体にやさしいグッズ、フード、アート作品などのショップが集まり、行き交う人たちの注目を集めました。   会場は大きく分けて二つのスペースで開催されました。 そのうちのひとつ、地下二階にあるOOTEMORIの入口スペースではエシカルマーケットにふさわしい個性的なアイテムが集合しました。   廃棄される果物などを再利用して作られたビーガンレザーのスニーカー、ゴミとして捨てられる予定だった紙とペットボトルで作られたフラワーベースなど。普段の生活に取り入れやすいものが多く並べられていました。   フードロス対策として生まれたベジタブルパウダーを使ったお菓子、産地直送の桃などのフードショップも登場。こだわりの素材が活かされた食品たちの魅力を感じ、通りすがりの方がお土産に買っていく姿も見られました。   夕方になると大手町の森の通路に屋台の灯りがともり、森の市の夜の部が始まります。あたたかな光に照らされて人々が夏を楽しむ光景はまさに、懐かしい夏の縁日の景色でした。   野菜直売や、アップサイクルビール、ナチュラルワインといったアルコールまで。飲食が楽しめるのはもちろんのこと、森の葉を使ったアートワークショップやうちわ作り体験、射的などのアクティビティも用意されていました。   オフィスが立ち並ぶ大手町に、マーケットや縁日がやってきた「大手町の森の市」。そこで働く人だけでなく、行き交う人々も森の空気を身近に感じながら、自然の大切さを考えるきっかけとなるイベントになりました。   このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   https://the-otemachi-tower.com/archives/4971 https://the-otemachi-tower.com/archives/5247 https://the-otemachi-tower.com/archives/5264
  • 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ エシカルトークセッション イベントレポート 2024年1月24日10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ エシカルトークセッション イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。 今回は、イベント期間中に開催された「エシカルトークセッション」をレポート。登壇者だけでなく、参加者とともに日常のエシカルアクションについて考えました。 【エシカルトークセッション】 今回のトークセッションは、大手町の森が見える特設ブースで行われました。エシカルディレクターの坂口真生氏がファシリテーターを務め、モデルやサスティナブルプロジェクト、ブランドPRなど幅広く活動されているエシカルコーディネーターのエバンズ亜莉沙さんをゲストでお迎えし、エシカルな生活について考えていきます。   坂口氏(以下敬称略) 「本日は、大手町の森10周年イベントとして、いま見ているこの森のような自然を守るためにできる日常でのアクションについてみなさんと一緒に考えていけるといいなと思っています。そこでまず大手町の森について話していきたいのですが、エバンズさんは大手町に森があるっていうことを知っていましたか?」   エバンズ氏(以下敬称略) 「実は知らなくて、このトークイベントの前に少し散歩をしながら森の成り立ちなど詳しいお話を聞きました。レッドリストに指定されているタカやハヤブサも来ると聞いて驚きましたね。」 坂口:「東京駅から続く地下通路を抜けた先に豊かな自然が広がっているという景色は、通るだけでも印象に残りますよね。」 エバンズ:「都市と森ってかけ離れている印象がありますからね。ですが、学生時代にオレゴン州で気候変動について学んでいたとき、重要なのは都市で送る日々の生活の裏にどんな影響があるかを知ることなのだと気づかされました。それをきっかけに、いまではエシカルな生活や環境にやさしい暮らしの選択について発信をしています。 「他にも、自然と都市が調和したスマートシティの町設計などにも関わっています。そうした町レベルの話では、公共交通機関といったモビリティの話も重要になってきますね。サステナビリティなまちづくりに力を入れているポートランドでは、2015年にTilikum Crossing(ティリカム・クロッシング)という橋が開通しました。この橋は自家用車が通れませんが、歩行者や自転車、路面電車などは通行できます。こうして街としてもCO2の削減に力を入れているわけです。国民性としても自然と共存しているという意識が高い人が多く、地元の食材を使っているカフェやレストランも多いですね。」   坂口:「地元を大切にする“Be Local”という動きは世界的にも強まっているなと感じています。海外生活の経験があるエバンズさんからすると日本の都会にある自然の印象ってどんなものですか?」 エバンズ:「都会のなかでも大事にされている公園や庭園は多いなという印象です。そこに対して癒しを求めていく人が多いですよね。」 坂口:「大手町の森もそういった場所のひとつとして、多くの人に知ってもらいたいですよね。いまは10周年イベントを開催中ということで、大手町の森では飲食店が屋台のように立ち並んで縁日のような雰囲気になっています。」   エバンズ:「先ほど歩いていた時に、遠くから街行く人が大手町の森に引き込まれているのが見えてとても面白かったです。地下2階スペースにも色んなお店がぎゅっと集まっているので、見ていて楽しかったです。実際に販売されていたものを手元に用意してもらったのですが、このカラフルな花瓶もペットボトルと段ボールを組み合わせて作られたアップサイクル品だそうです。環境保護につながるというのはもちろん、アート作品の様で感動しました。」 坂口:「森を中心にいろんなお店が並んで沢山の人が集まっている光景は、どこか懐かしい日本の景色ですよね。ここで少しゲストをお呼びして、大手町の森についてもっと詳しく聞いてみようと思います。それではさっそく自己紹介をお願いします。」   高橋氏(以下敬称略) 「ご紹介ありがとうございます。この大手町の森の運営管理をしている、東京建物株式会社の高橋といいます。」 坂口:「ありがとうございます。早速ですがこの森ができて10周年ということで、森の変化で印象的だったことはありますか?」 高橋:「実は、この森が作られた当初は正直森とは言えないんじゃないかと思うくらいに緑が少なかったんです(笑)。それが今ではパッと見ても森だと感じられるくらいに緑の量が増えました。量だけでなく植物の種類も、当初植えた117種から一時301種まで増えました。土のなかにあった種や風で運ばれた種が芽吹いたり、この大手町の森の中で自然競争が起きたりと、長い時間を経て今では208種類に落ち着いています。普通であれば肥料などを与えて雑草や他の草木が生えないようにしながら成長を促しますが、ここは自然に委ねる方針で育てています。」   エバンズ:「目指す森の形みたいなものはありますか?」 高橋:「いま大手町の森のなかはコンクリート部分と緑地がくっきりと分かれていて、緑地に人が入れないようになっています。ですが、より森を感じながらゆっくり過ごせる場にしたいと考えているので今回のような森を身近に感じられるイベントの開催や、森の中で時間を過ごせるスペースを増やしていきたいと考えています。原生林に近づけるというよりも、人に近い存在になってほしいなと思っていますね。」 坂口:「ありがとうございます。ここからは観客の方からも質問を受け付けたいと思います。ご質問のある方はぜひ、どうぞ。」   観客:_大手町の森は別の土地で植樹して環境づくりをしてから、森をまるごと大手町に持ってきたと今日初めて知りました。このようなプレフォレストという取り組みは一般的なのでしょうか? 高橋:「実はチャレンジングな取り組みです。このビルもそうですが、都内にあるほとんどのビルの地下には地下鉄や店舗が並んでいて、土の層が続いているわけではありません。そこに緑地を作ることを屋上緑化と言いますが、この広さで屋上緑化をした前例が当時ありませんでした。そこで、実際にプレフォレストを作ることで設計の確認作業を行いました。本当に植物が育ってくれるのかを実験するような意図で始めたので、うまくいくかは分からないなか始めました。」   観客:_チャレンジングな方法を取るというのは、会社の判断として難しいと感じたのですがどのように進めたのでしょうか? 高橋:「もちろん、緑地を配置しただけの遊歩道を作るプランもありました。しかし、せっかくの広さを活かしたいということで森を作ったという経緯ですね。プレフォレストはそれを成功させるための実験的取り組みでした。」 エバンズ:「失敗するリスクがありながらもここに作ろうと思った理由はあるのでしょうか。」 高橋:「環境に配慮したビルを作るという前提はありましたが、ここまで大きな森を作る必要はありませんでした。ですが当時の担当者が、日本トップクラスのオフィス街である大手町だからこそチャレンジをしたいという強い想いで推し進めました。理由はただそれだけですね。」   坂口:「そろそろイベントの終了のお時間なのですが、いろいろと深い話が聞けましたね。大手町の森は、森と人が一体化する未来に向けて誰よりも先に行く存在になれる気がしました。」 エバンズ:「これからの都市の形ですよね。身近に自然があるとストレスレベルが下がるし、そこから心の健康に、さらには環境のことへの関心にもつながると思っています。実際に森の周辺では体感気温が下がっているなどの効果も含めて、東京だけでなくいろんな都市部に広まってほしいですね。」 高橋:「ありがとうございます。まだまだ大手町の森を知らない方は多いと感じているので、ぜひいろんな方に知ってほしいし、皆さんにもどんどん広めていただきたいです。」 坂口:「これからも森の変化を見届けていきたいなと思いました。本日はありがとうございました!」   大手町の森の成り立ちや背景まで知れたトークセッション。さらなる森の可能性について見つめなおす機会となりました。このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   https://the-otemachi-tower.com/archives/4971    
  • 大手町の森10th Anniversary トークセッション イベントレポート 2024年1月22日大手町の森10th Anniversary トークセッション イベントレポート
    2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。 今回は、イベントのオープニングを飾った「大手町の森10th Anniversary トークセッション」をレポート。様々なゲストを招き、2部に分かれて多角的な視点から大手町の森について語りあいました。 ■第1部 第1部では、都市に「森」がある意義や必要性、また身近なまちの環境をより良くするために人や企業ができることを語り合う未来志向の環境セッションを開催。東京建物株式会社の加藤久喜さん、環境省より堀上勝さん、みずほフィナンシャルグループより末廣孝信さんが登壇しました。 (写真左から加藤久喜さん、堀上勝さん、末廣孝信さん)   大手町の森を毎日見ながら通勤しているという末廣さんは“森”という存在こそに価値があると語ります。 末廣:「日々見ていると、メンテナンスを含めた自然に対する強い想いがこの森をつくりあげたと感じます。そんな自然環境を身近な場所で実感できるというのは非常に大きいことだと思うし、世界規模で見ても大手町のようなビル街に本物の森があるというのはすごいことですよね。今はサステナビリティなど様々な言葉を耳にすることが増えていますが、この森の存在こそが自然とは何かと考えさせられるきっかけになる場所だなと思います。」   自然環境の保護と整備を所管とする環境省の堀上さんは、国際的な視点から大手町の森について語りました。 堀上:「この森の生物多様性は世界的にも価値があると考えています。というのも、いま日本では“30 by 30”という目標を掲げて環境保護に取り組んでいます。これは2030年までに国土の30%以上を自然環境エリアとして保全するというものなのですが、日本の国立公園だけでは目標達成には至らないため、企業や団体が保全している土地をOECMとして登録する取り組みを進めています。実際に、大手町の森もOECM登録の準備をしてもらっているのですが、現時点で認定に値すると専門家からも話を聞いています。環境省としては、こうした動きを牽引する存在として、大手町の森には期待を寄せていますね。」   それを受け、加藤さんは今後の大手町の森について話しました。 加藤:「大手町の森は緑があるというだけでなく、生物多様性を実現する場でもあると思っています。今まで通り、しっかりと管理しつづけることはもちろんのこと、人が過ごすうえで居心地の良い体験価値を創造する場にしていきたいと考えています。“森・呼吸する都市”として自然を体感できるイベントを増やしていきたいですね。」   最後に、お二方から期待の声を頂きました。 末廣:「実際に大手町の森の近くで働いている身としては、森を少しでも多くの人に体感してほしいと考えています。なので、一緒にイベントや社員交流の場を作りながら盛り上げて、森の魅力を発信していきたいですね。サステナビリティな活動は次世代に続くものなので、子どもたちがこの大手町の森に関わっていく植林など、成長を感じられるようなイベントをぜひやりたいと思いました。」 堀上:「OECM認定の審査委員から、植栽したものが根付いただけでなく生物多様性が形成されて、他のエリアと通じるネットワークの場となっているという評価を伺いました。こうしたネットワークというのは動物だけでなく人と人との話にもつながると思っています。ぜひ、そうした“人とのつながりの場”になってほしいですね。」 様々な視点から大手町の森について語られた第一部。10周年を迎えた大手町の森のこれからが楽しみになる内容となりました。   ■第2部 第2部では、「森(しん)・呼吸」をテーマに呼吸法のスペシャリストである椎名さんと、東京建物サステナビリティパートナーのAIさんをお招きして、トークセッションを開催しました。   実際に呼吸法のレクチャーに入る前に、AIさんがご自身のサステナビリティパートナーとしての活動について語られました。 AI:「サステナビリティパートナーとして、未来のまちをどうしたいかを想像して絵を描いてもらい、皆さんの理想の未来図を集める“未来ディクショナリー”という活動をしています。老若男女問わず様々な人が描く未来図を見て、私も元気をもらうことが多いですね! そのほかにもG7広島サミットで平和への思いを込めたスピーチや広島の学生さんとの合唱も行うなど、環境だけでなく平和というテーマでも活動させてもらっています。」 「また、人やまちに寄りそうという東京建物さんの姿勢に共感して “BE WITH YOU”という曲を作りました。聴いたときに明るい気持ちになる曲にしたいと思って作った一曲です。コンセプトムービーでは東京建物の社員さんやその家族までが一丸となって作りあげたので、最後に完成した時はみんなでワーッと盛り上がりましたね(笑)。」   ここで司会から「唐突で申し訳ないのですが、一節でも歌っていただくことできますでしょうか?」というお願いが! AIさんは快く受けてくださり、急遽アカペラで“BE WITH YOU”を披露されました。このサプライズに会場はもちろん、道を行き交う人たちも足を止め聴き入っていました。   美しい歌声で癒された後は、椎名さんによる呼吸法レクチャーが始まります。まず、椎名さんは呼吸の種類について教えてくれました。 椎名:「呼吸法は大きく2つに分かれます。1つがアクティブモードの呼吸です。これは力が入っている時の呼吸で、息をするだけでエネルギーを使って疲れてしまいます。もう一つがリラックスモードの呼吸。こっちは動きがない時の呼吸で、睡眠時もこの呼吸をしているのが理想です。このリラックスモードの呼吸を生活に取り入れていくことで、自然とストレスが軽減されていきます。」 具体的な呼吸時の姿勢から呼吸方法まで、丁寧にレクチャーしてもらいました。来場者もその場で呼吸法を実践する方が多く、レクチャー後には椎名さんから「皆さん顔つきが変わりましたね!」という言葉もかけられていました。   椎名さんはこうした呼吸を、日常的に行うことが重要だとお話しします。 椎名:「からだがリラックスしていないと呼吸は浅くなります。そうすると誰でも疲れてしまうんです。なので、疲れたなぁというときは大手町の森のようにパワーがたっぷりとあるところでリラックスした呼吸をしてほしいですね。これだけの大都会のなかに森があるというのはすごいことです! せっかくなので疲れを森に吸収してもらって、森のパワーを呼吸で取り入れる、ということを習慣化していってほしいなと思いました。」   椎名さんのお話を受け、AIさんも改めて自然の大切さを訴えました。 AI:「ここまで都市と自然が近い場所はなかなかないですよね。大手町の森を見ているとお互いに共存していけると感じるので、今後もこうした場所が増えていってほしいなと思いました。自然の中で深呼吸するだけでも、気持ちが楽に変わってくるとおもいます。未来のことを大事に、平和な世界を目指してこれからも活動していきたいと改めて感じました。」   10周年イベントのオープニングを飾った、今回のトークセッション。大手町の森が持つ自然の力、そして都市と自然の共存について考えさせられた時間となりました。 「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では、期間中に様々なイベントが開催されました。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。   [関連記事リンク] https://the-otemachi-tower.com/archives/4971
  • 「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」イベントレポート 2023年12月27日「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」イベントレポート
    2023年11月20(月)~11月22日(水)、秋晴れの気持ちが良い陽気のなか「森のやきいも ~日々の健康と活力のために~」が開催されました。イベント期間中は、大手町タワーにある森のプラザと大手町の森にやきいもの名店が登場し、大手町で働く人や訪れる人でにぎわいました。   【森のプラザ】持ち帰りやきいも スイーツ 地下2階の森のプラザには、オフィスや家庭に持ち帰って食べられるやきいもスイーツのお店が出店。 オリーブオイルとのマリアージュによって生まれた、芋のとろけるような食感をたのしめる「OLIVE POTATO TOKYO」。茨城県産の熟成紅はるかを使用し、約3時間低温でじっくりと焼き上げた“極み焼き芋”を提供する「芋福堂」。蜜が滴るほど甘い、究極のやきいもをつくる「超蜜やきいもpukupuku」といった、個性豊かな店舗が並びました。   多くの人が行き交うお昼時には行列もでき、夕方には品切れになるお店も。皆さん、お店の方におすすめを聞きながら自分好みのやきいもスイーツを購入していました。 【大手町の森】森を眺めながら食べるやきいも 1階にある大手町の森には、秋の空気を感じながら食べたくなるこだわりのやきいもが登場しました。 定番から珍しい品種まで、添加物なしの100%天然スイーツとしてやきいもを提供する「おいもやさんmoimoi」。行列のできるやきいも屋さんとして話題の「いもこの焼き芋 阿佐美や」。厳選したさつまいもを壺の中に吊るし、炭火でじっくり時間を掛けて焼き上げる「銀六いも」。全国焼き芋グランプリ入賞の実績を持つ実力派の「日比焼き芋」など、幅広いラインナップをもったやきいも店が屋台出店しました。   そのほか、埼玉県と東京都に店舗をもつ「OIMOcafe」からはお持ち帰りに便利なさつまいもチップ、長期低温貯蔵した独自手法の熟成芋を使う「NETAIMO」からは芋けんぴなどが販売され、街ゆく人の注目を集めていました。 森にあるベンチでさっそくやきいもを楽しむ人の姿も。すこし肌寒い空気を感じながら食べる、あたたかなやきいもは格別でした。   夜は屋台に明かりが灯り、仕事終わりの人々を甘く優しい香りで包み込みます。どこか懐かしい景色を見ながら、秋の終わりを感じることができました。   大手町の森をより身近に感じていただく機会となった今回のイベント。大手町の森では、今後も季節にあわせた「森の新しい過ごし方」を様々な形でお届けする予定です。これからの大手町の森もお楽しみに。 森のやきいも 大手町タワーでは、大手町で働く人、大手町に訪れる人に、自然の恵みを味わい四季を感じる「都市の森」の過ごし方を提案するイベント「森のやきいも~日々の健康と活力のために~」を開催します。 森の側で同僚と食べられるやきいもや、オフィスや家庭で持ち帰られるお土産やきいもスイーツを大手町の森で提供します。 1階大手町の森:森の側で食べるやきいも 1階大手町の森には、秋の森の側で秋の空気を感じながら食べたくなるこだわりのやきいもが登場します。   定番から珍しい品種のやきいもまで、添加物なしの100%天然スィーツとしてビーガンやベジタリアンの方も召し上がれるやきいもを提供する「おいもやさんmoimoi」、 独自の熟成技術と繊細な焼き方を研究し約20年。「行列のできる焼き芋屋さん」「通販で半年待ちの焼き芋屋」として話題の「いもこの焼き芋 阿佐美や」。 厳選したさつまいもを壺の中に吊るし、炭火でじっくり時間を掛けて焼き上げる“トロッ”とした食感が特徴のやきいもを提供する「銀六いも」。さらに、日比谷公園で創業し、現在は東中野で営業する焼き芋専門店。「全国焼き芋グランプリ」入賞の実績を持つ実力派の「日比焼き芋」など、それぞれ個性をもった店舗が出店します。 〈1F 店舗紹介〉 🔳おいもやさんmoimoi  出店日時:11月21日(火) 店舗URL:https://www.yakiimo.me/ 左からシルクスィート/パープルスイートロード/ハロウィンスィート    🔳いも子のやきいも 阿佐美や 出店日時:11月22日(水) 店舗URL:https://yakiimo-asamiya.com/ -アイスのせ焼き芋-   🔳銀六いも 出店日時:11月20(月)-22日(水) 店舗URL:https://www.instagram.com/ginrokuimo/?hl=ja -つぼやきいも-   🔳日比焼き芋 出店日時:11月20(月)-22日(水) 店舗URL:https://www.hibiyakiimo.com/     -紫芋んぶらん-                                    -焼き芋-   地下2階森のプラザ:持ち帰りやきいもスイーツ 地下2階の森のプラザには、オフィスでも家庭でも持ち帰って食べられるやきいもスイーツのお店が出店します。 オリーブオイルとのマリアージュによって生まれた、とろけるような食感で新しいやきいも体験をお届けするOLIVE POTATO TOKYO。茨城県産の熟成紅はるかを使用し、約3時間低温でじっくりと焼き上げ、蜜がたっぷり甘くねっとりした食感が特徴の「極み焼き芋」を提供する芋福堂。 そしてさらに、10年以上「焼き芋を甘く焼く」という事を追求し、蜜が滴るほど甘いのに無添加、さつまいもを極限まで糖化させた究極のやきいもをつくる超蜜やきいもpukupuku。個性豊かなお持ち帰り焼き芋スイーツをご用意しています。 〈B2F 店舗紹介〉 🔳OLIVE POTATO TOKYO 出店日時:11月20(月)-22日(水) 店舗URL:https://www.olivepotato.com/ – 檸檬香る焼き芋チーズケーキ-   🔳芋福堂 出店日時:11月20(月)-22日(水) 店舗URL:https://imofukudo.com/ – 福芋サンド-   🔳超蜜やきいもpukupuku 出店日時:11月20(月)-22日(水) 店舗URL:https://pukupuku-yakiimo.stores.jp/                               –超蜜やきいも- イベント概要 開催日時 2023年11月20日 (月)~11月22日(水) 開催場所 東京都千代田区大手町1-5-5 大手町タワー「大手町の森」(1階)、「森のプラザ」(地下2階)F 主  催 東京建物株式会社 協  力 やきいもアンバサダー 天谷 窓大 〈注意事項〉 ・告知内容が状況等により変更となる場合がございますので、予めご了承ください。 ・上記イベントの様子は主催者、主催関係者、協力企業・団体、報道機関による撮影を行わせていただく可能性がございます。 ・撮影した内容は上記各団体の広報・宣伝活動、レポート等で利用させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。 ・地震などにより開催が困難と判断した場合は、中断・中止する場合がございます。予めご了承ください。 ・安全管理に関しては細心の注意を払いますが、本イベントに参加したことにより発生した事故および怪我・紛失・盗難・故障等に関しましては、イベント主催者は責任を負いかねます。
  • 苗木プロジェクト イベントレポート -苗の鉢上げ編- 2023年12月5日苗木プロジェクト イベントレポート -苗の鉢上げ編-
    梅雨空が残る7月13日-14日の2日間にわたり、大手町の森で苗木プロジェクトが開催されました。 苗木プロジェクトとは 千葉県の君津で育てた森を、東京随一のオフィス街である大手町に移植することから始まった「大手町の森」。大手町の森の魅力を大手町で働く人に届け、その森を育て、循環の輪を広げることを目指して苗木プロジェクトは立ち上がりました。大手町の森が育つ過程を共有して、大手町タワーを「働く場所」以上に身近に感じてもらう、そんな挑戦でもあります。 第1回のイベントでは、大手町の森で採取した挿し木(植物の一部を切りとり、発根させたもの)を鉢に植え替える鉢上げの体験会を開催。今回は、その様子をレポートします。 イベントレポート イベントでは、森や植物のレクチャーと鉢上げのサポートのため株式会社グリーンエルムの西野さんに講師としてお越しいただきました。 イベントは西野さんのレクチャーから始まりました。 「今回は“大手町の森のカケラ”を育ててもらうイベントです。目の前に見えている大手町の森に若い木を迎える準備として、小さな挿し木を皆さんに育てていただきます。植物を選んで、鉢に植えるというだけでも愛着がわいてくると思いますので、ぜひ楽しみながらやっていきましょう」 鉢上げの注意点を聞いた後に、苗木を選んで鉢上げをしていきます。 根が傷つかないように丁寧に、慎重に鉢上げをして、土を入れていきます。 分からないことや不安なことを話しながらも、作業はスムーズに進んでいきました。   最後に水をあげて鉢上げ終了です。完成した鉢植えは、持ち帰って半年間育てていただいたあと、12月に再び森へ持ち寄っていただき、大手町の森と君津の森に帰っていきます。それまでの間、大手町の森の一部を預かり、木々の成長を見守っていただきます。   みんなで作り上げる大手町の森 終了後のアンケートでは、「久しぶりに自然に触れられた気がして楽しかった」といった声を多くいただきました。森の植物と触れあうことで、より深く楽しむきっかけになっていたらうれしく思います。   苗木プロジェクトはまだ始まったばかり。 これからも、イベントレポートなどを通してその過程を皆様にお伝えする予定です。