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「忙しい毎日のなかに、立ち止まれる場所を創りたい」東京・大手町で体験するマーケットイベント「森の市」に込めた想い

2024年10月3日

東京都・大手町で物販や飲食が集うエシカルマーケット「森の市」が開催されます。

大手町の森を舞台とした文化融合型のイベントとなっており、非日常を体験できるワークショップやアクティビティが多数用意されています。

本イベントの主催者である東京建物の川嶋氏と、エシカルメディアで活躍し総合ディレクターを務めるmuin&Co.丹地氏に対談を通して、「森の市」の魅力と二人の思いをお聞きしました。

「自然体になれる」場所として「大手町の森」を知ってもらいたい

川嶋「大手町の森は生物多様性などの観点で評価されてきたが、実際に来たことのある人は多くはない。」

丹地「大手町の森って環境とか学術に興味がある人々にしか届いていない感じがしていて。私は森の市を通じて、大手町の森をもっと多くの人に知っていただける、ほっとできる場所にしたい。」

大手町で忙しなく働く人が「自然体になれる」場所として「大手町の森」を知ってもらうことを今回の目的の一つと語ります。

コンセプトは「森を祭る」

丹地「「自然の森」である大手町の森でイベントをやると聞いたときに、自然の恵みに感謝する日本のお祭りの文化をこの場所に落とし込みたいと思って、そこで、海外の方も多く行き交うこの場所で<森を祭る>というコンセプトを考えました。また、祭りからイメージを広げて、空間のいろんなところにやぐらや提灯、のれんといった縁日的な装飾を取り入れました。」

立ち止まるきっかけは「違和感」のあるデザイン

今回のメインビジュアルは我喜屋位瑳務(ガキヤイサム)さんが、大手町の森から着想を得て、「人間は立ち止まって動物や自然と共生していく道はないのか?」という思いを込めて描きました。

丹地さんはこのイラストを見て「森の女神」だと思った、といいます。

丹地「我喜屋君の絵柄っていうのが、大手町で働く人たちの慣習の中にはあまりないものだと思っていて。」

川嶋「ですよね!最初は、なんでこのイラストなんだろう?と思ったんですけど。ただよく見ると、都市に森を持ってきて、都市の森を守るようにも見えて、大手町の森を表現できているな、と思いました。」

丹地「大手町の雰囲気に合わせたデザインもできたけど、多くの人が急速に行き交う中では気づいてもらえないだろうなって。日常に無いものを目にしたときの違和感を通じて、森の市や大手町の森に興味を持ってもらいたいな!と思っています。」

「ちょっと、ビビッとくる!」ような体験を集めた空間

丹地「森の市の出店者さんはみんなそれぞれのこだわりを持っていて。そういう人やモノとの出会いが、興味を持ってもらえて新たな行動を起こすきっかけになればいいなと。」

川嶋「普段の生活では見ないお店がたくさん並びますもんね。予期せぬ出会いが新たな価値観を見つける場になるといいですよね。」

丹地「価値観は強要するものじゃなく、自分自身が体験して変わるものだと考えています。なので今回の出店者さんを集めるときも、自分で体験して良かった!と思ってもらえる感覚を大事にしました。例えば国産ビンテージバイクのお店は、実際にバイクを間近で見ると『うわぁ、すごいカッコいい』とちょっとビビッと震えて。そういった非日常の出会いや体験ができる場所にしたい。」

普段、オフィスなどで働いている人も「非日常の出会い」ができる、そんな特別な空間にしたい、と丹地さん。商品においても、空間においても、大切にしたのは「体験」だそうです。

「普段は押されない感性のツボ」を押すワークショップ

丹地「森の市ではワークショップも開催していて、日常には無い体験をしてもらえたらなと。日常の外にあるものと出会ったときの感覚を大事にしてほしい。」

川嶋「普段、日常で押されることのない感性のツボを押しに行くという感じですね。」

丹地「エシカルって言葉を固くとらえず、まず自分の楽しいとか気持ちいいって感覚を開くことが大切だと思っていて。その積み重ねが結果的に“地球にやさしい”に繋がる。そんな体験を森の市でできればいいなと思っています。」

「森の市」こだわりのマーケット

「基本的に、出店者さんを選ぶ基準は自分の感性がビビッと震えるかどうか。本当にシンプルに自分の感性を信じています」と話す丹地さん。店舗数も、去年の倍ほどにまで増えているといいます。

そんなこだわりのお店セレクトから丹地さんに5店舗ピックアップしていただき、おすすめポイントを伺いました。

①Parade des Yêu Yêu Yêu

「ベトナムに住んでいる長年のパートナーの関わるプロジェクトからの、一押しおススメ!」“ブッダマシーン”心地良いベトナム語のお経が収録されたサウンドマシーンです。

日本には無い文化ですが、東南アジアでは日常的に親しまれているアイテムです。高僧が歌のように唱えていて、ずっと聴いていると心が落ち着いて優しい気持ちになれる音源です。アナログかつニッチなアイテムであるブッダマシーンを通して様々な文化や営み、また、ヒーリング効果を感じてもらえたらと思っています。

※「このプロジェクトは利益のすべてが商業施設のアップサイクルをクリエイティブに解決するチームの活動費や、ベトナムの孤児院やストリートチルドレンへのチャリティに充てられています」

②MOTOR STAND

「日暮里にある個人で営んでいるバイク屋」さんです。

バイクショップが数多くある中でMOTOR STANDさんに出店していただきたいと思ったのは、“好きを極めたら仕事になっていた”そんな言葉がピッタリくるオーナーの藤川さんの姿に心打たれたからです。

日本のビンテージバイクに特化したお店で、オイルの匂いとガソリンの匂いが入り混じった空間には、所狭しと藤川さんの自慢のバイクが並んでいます。

藤川さんのお店には、多彩なスタイルを持ったかっこいい大人達が自然と集まってきて、いつも大好きなバイクの話で盛り上がっています。そんな温かい時間を作れる藤本さんの人柄にも惹かれました。

藤川さんが心を込めて蘇らせた素敵なバイクが、森の市に並びます。ぜひ、バイクを眺めて、藤川さんと直接お話ししてみてくださいね!」

③NATURAL ANCHORS

「セレクトがかっこいい、長野にあるアウトドアのSHOPです。

実は、私自身ファッション業界にいたこともあり、ヒールやアクセサリーにスカーフなどが主流。全くアウトドアとは無縁なスタイルでした。そんな私がアウトドア!

アウトドアファッションに目覚めたきっかけは、とてもお気に入りの自転車に出合ったことでした。街の中を自転車で季節を感じながら移動するのは、本当に気持ちのいい時間です。

NATURAL ANCHORSさんで扱っている商品は、本当にセンスがいいアイテムばかり。また、ビジネスシーンでも着こなせるアイテムも沢山あります。とくに、旅に出かけるときにミニマルで軽量なアイテムは重宝すること間違いなしです。ぜひオーナーさんと実際にお話をしていただいて、自然に触れる素晴らしさを共有していただけたらと思っています!」

④偏集舎

「偏集舎のオーナーである有坂さんとは、とある音楽フェスのブースで出会いました。有坂さんのテントとタープの中はアイテムをぎゅうぎゅうに積み上げたりはせず、それぞれがあるべき場所に配置された、コンパクトで美しい空間でした。有坂さんがセレクトされたビンテージの小物達は、空間の中に置いておくだけで空気が変わるものばかりです。

実は私自身、空間ディレクターとしてもお仕事をさせていただいている中で唯一無二の商材に強く惹かれる傾向があります。それもあって、偏集舎さんの存在は私にとって特別です。

オーナーの有坂さんには今回、森の市にヴィンテージパーツを組み合わせたアートオブジェを特別にご用意いただいています。ぜひ、ものにフォーカスするだけではなく、有坂さんの作り出す空間に入って、唯一無二の体感をしていただけたらと思います」

⑤味噌の嗜好品ブランド me-so-good

「me-so-goodのオーナーである神戸さん!」
私は大好きで!そんな大好きな人が扱う商品は、不思議なことにやっぱり大好きになってしまいます。

神戸さんが作るお味噌をベースとした焼き菓子やきんつばは、身体にも優しくてびっくりするほど美味しいです。 我が子のように、大切に愛情を込めて作られている商品のお話も、ぜひ神戸さんに聞いていただきたいと思っています。彼女が生み出すものには全て物語があるんです。

発酵料理家として活動をされていた神戸さんは、蔵で一点一点蔵人さんが丁寧に発酵食品に真摯に向き合ってる姿に、全身が震えるほど感情が揺れ動いたそうです。モノづくりの現場で感じた感動が、神戸さんの原点です。
ぜひ!「ご自身へのご褒美に。そして大切な人に届けていただきたい商品です」

ー「森の市」のそれぞれのフロアには、全く違う個性とアイデンティティを持つお店が並んでいます。
気になるものを食べてみたり、触ってみたり、試着をお願いしてみたり、、お店に立っている方との会話で、大切にされている商品への想いに耳を傾けたり。
イベントにご参加の皆様が、それぞれの感性そして心の一片がビビッと揺さぶられ、震える体験を通じて、「大手町の森での出会い。森の市との時間の物語」に!それがが「森の市」最大の願いと特徴です。

「森の市」を一言でいうと

川嶋「森の市では、いろんな体験をして、感性を研ぎ澄ませてほしいです!」

日常の大半を過ごす時間と場所=「仕事」中心になると、感覚と感性が、仕事ばっかりになってしまう=個々の色が薄れてしまうじゃなくて、大手町の森の中で、深呼吸しながら、「森の市で出会える時間と体験、出会い、再発見」で、「チカラを抜いた自然体の人」としての個性=森の市のビビっと!自分色が見つかったり、再認識できたらと嬉しいかなと!(照)」

丹地「すごくいい言葉!!!本来の自分を再発見してもらえる場所になれたら……こんなに有難いことはないですね。まさに、楽しいを纏って、「再発見」新たな自分の感性に出会える場所かなと、そう思っています」

▼「森の市」の詳細はこちら
https://morinoichi.the-otemachi-tower.com/2024autumn

「森の市」イベント概要

開催地
東京都千代田区大手町1ー5−5 大手町タワー 1F‧B1F‧B2F
主  催
東京建物株式会社
後  援
国土交通省、千代田区
特別協力
住友商事株式会社、MIRAI LAB PALETTE
協  力
株式会社アーツ&カルチャルマネジメント社、エシカルディレクター坂口真生、muin&Co.丹地良子、東邦レオ株式会社、株式会社花咲爺さんズ(上記五十音順)PR/株式会社SENSIIST
開催日時
2024年10月24日(木)〜26日(土)
開催時間
24‧25日/11:00〜21:00、26日/11:00〜19:00

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