森・呼吸
「日本一の都市の森」を目指して
3,600㎡の豊かな緑量と多彩な植物が生む、都心のオアシス。
そこで、人々は憩いやすらぎ、多くの生命と出逢い、季節を知る。
10年後、20年後、50年後、100年後の未来へ、
「大手町の森」の都市への価値は、さらに成長し続けます。
Since 2013
大手町に「本物の森」が息づく
2013年8月に完成した大手町タワーの最大の特徴は、
敷地全体の約3分の1に相当する
約3,600m²におよぶ「大手町の森」です。
これは「都市を再生しながら自然を再生する」という
開発コンセプトを具現化した新たな挑戦です。
大手町5駅の中心となる場所で
地域ネットワークの結節点となり、
都市のにぎわいを再生します。
FOREST WITH
ECOSYSTEM
ECOSYSTEM
news
- 賞味期限切れ食品の販売に関するお詫びとお知らせ 2024年10月29日
- 【FIKA】森のクラフト体験-スワッグ作り-|11月20日(水)~21日(木) 2024年10月16日
- 「忙しい毎日のなかに、立ち止まれる場所を創りたい」東京・大手町で体験するマーケットイベント「森の市」に込めた想い 2024年10月3日
EVENT
- 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ 大宮エリーさんアートイベントレポート 2024年1月31日2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を開催。8月2日から10日までの9日間、多くの出演者・関係者・出展者の皆さんとともに、森のにぎわいを作り上げました。 今回は、イベント開催中に行われたアートイベントについてレポート。大手町の森とアートのコラボレーションが実現した、様々な催しをご紹介します。 大手町の森の絵本「たぬきがおしえてくれたこと」 作家・画家・映画監督・演出家と多彩に活動されている大宮エリーさんとコラボレーションし、大手町の森を題材とした「たぬきがおしえてくれたこと」という絵本を作成。イベント期間中、来場者へ配布しました。 絵本の主人公であるたぬきは、大手町の森で実際に確認された生き物の一種です。ストーリ-は、そのたぬきをはじめとした森に暮らす動物、植物たち、そして森にやってきた人間がともに楽しく暮らすために手を取り合っていくというもの。ほかにも大手町の森をモチーフとした「暮らしと森の共存」「自然の大切さ」などが描かれ、大手町の森の成り立ちも楽しく知れる1冊となりました。この本をきっかけに、多くの方に大手町の森の歴史や森が存在する意義について知ってもらえたらと考えています。 大手町の森に現れた絵本の仲間たち&ワークショップ 8月2日~31日までの期間、大手町の森には絵本のキャラクターたちが登場。絵本の世界を現実の森のなかで再現しました。道ゆく人が足を止めて写真を撮る光景も多くみられ、森に賑わいを生み出していました。 また、8月6日には大宮エリーさんのアートワークショップ「We Love Forest」を開催。実際に、子どもたちと大手町の森を歩きながら「森の動物を描いてみよう」をテーマに、みんなで絵を描きました。 実際に森で見た絵本の動物を描く子もいれば、こんな動物があったらいいなという想像を膨らませて描く子もおり、それぞれ個性あふれるアート作品が完成しました。参加された方からは「芸術には答えがないよと言うメッセージがよかった」という感想もいただき、静かな自然とアートの両面に触れられる貴重な機会となりました。 このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。 https://the-otemachi-tower.com/archives/5214 https://the-otemachi-tower.com/archives/5264 https://the-otemachi-tower.com/archives/5247
- 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ 大手町の森の市イベントレポート 2024年1月29日2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。今回はそのなかで連日賑わいをみせた「大手町の森の市」をご紹介します。 大手町の森の市 森の市は10周年イベント期間中に開かれていた、飲食と物販が集うエシカルマーケットです。エシカルディレクター坂口真生氏の監修のもと、環境や身体にやさしいグッズ、フード、アート作品などのショップが集まり、行き交う人たちの注目を集めました。 会場は大きく分けて二つのスペースで開催されました。 そのうちのひとつ、地下二階にあるOOTEMORIの入口スペースではエシカルマーケットにふさわしい個性的なアイテムが集合しました。 廃棄される果物などを再利用して作られたビーガンレザーのスニーカー、ゴミとして捨てられる予定だった紙とペットボトルで作られたフラワーベースなど。普段の生活に取り入れやすいものが多く並べられていました。 フードロス対策として生まれたベジタブルパウダーを使ったお菓子、産地直送の桃などのフードショップも登場。こだわりの素材が活かされた食品たちの魅力を感じ、通りすがりの方がお土産に買っていく姿も見られました。 夕方になると大手町の森の通路に屋台の灯りがともり、森の市の夜の部が始まります。あたたかな光に照らされて人々が夏を楽しむ光景はまさに、懐かしい夏の縁日の景色でした。 野菜直売や、アップサイクルビール、ナチュラルワインといったアルコールまで。飲食が楽しめるのはもちろんのこと、森の葉を使ったアートワークショップやうちわ作り体験、射的などのアクティビティも用意されていました。 オフィスが立ち並ぶ大手町に、マーケットや縁日がやってきた「大手町の森の市」。そこで働く人だけでなく、行き交う人々も森の空気を身近に感じながら、自然の大切さを考えるきっかけとなるイベントになりました。 このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。 https://the-otemachi-tower.com/archives/4971 https://the-otemachi-tower.com/archives/5247 https://the-otemachi-tower.com/archives/5264
- 10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~ エシカルトークセッション イベントレポート 2024年1月24日2023年8月、大手町タワーは開業10周年を迎えました。それにあわせ、大手町の森では10周年記念イベント、「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」を8月2日から10日まで開催。多くの出展者とともに、まちのにぎわいを作り上げました。 今回は、イベント期間中に開催された「エシカルトークセッション」をレポート。登壇者だけでなく、参加者とともに日常のエシカルアクションについて考えました。 【エシカルトークセッション】 今回のトークセッションは、大手町の森が見える特設ブースで行われました。エシカルディレクターの坂口真生氏がファシリテーターを務め、モデルやサスティナブルプロジェクト、ブランドPRなど幅広く活動されているエシカルコーディネーターのエバンズ亜莉沙さんをゲストでお迎えし、エシカルな生活について考えていきます。 坂口氏(以下敬称略) 「本日は、大手町の森10周年イベントとして、いま見ているこの森のような自然を守るためにできる日常でのアクションについてみなさんと一緒に考えていけるといいなと思っています。そこでまず大手町の森について話していきたいのですが、エバンズさんは大手町に森があるっていうことを知っていましたか?」 エバンズ氏(以下敬称略) 「実は知らなくて、このトークイベントの前に少し散歩をしながら森の成り立ちなど詳しいお話を聞きました。レッドリストに指定されているタカやハヤブサも来ると聞いて驚きましたね。」 坂口:「東京駅から続く地下通路を抜けた先に豊かな自然が広がっているという景色は、通るだけでも印象に残りますよね。」 エバンズ:「都市と森ってかけ離れている印象がありますからね。ですが、学生時代にオレゴン州で気候変動について学んでいたとき、重要なのは都市で送る日々の生活の裏にどんな影響があるかを知ることなのだと気づかされました。それをきっかけに、いまではエシカルな生活や環境にやさしい暮らしの選択について発信をしています。 「他にも、自然と都市が調和したスマートシティの町設計などにも関わっています。そうした町レベルの話では、公共交通機関といったモビリティの話も重要になってきますね。サステナビリティなまちづくりに力を入れているポートランドでは、2015年にTilikum Crossing(ティリカム・クロッシング)という橋が開通しました。この橋は自家用車が通れませんが、歩行者や自転車、路面電車などは通行できます。こうして街としてもCO2の削減に力を入れているわけです。国民性としても自然と共存しているという意識が高い人が多く、地元の食材を使っているカフェやレストランも多いですね。」 坂口:「地元を大切にする“Be Local”という動きは世界的にも強まっているなと感じています。海外生活の経験があるエバンズさんからすると日本の都会にある自然の印象ってどんなものですか?」 エバンズ:「都会のなかでも大事にされている公園や庭園は多いなという印象です。そこに対して癒しを求めていく人が多いですよね。」 坂口:「大手町の森もそういった場所のひとつとして、多くの人に知ってもらいたいですよね。いまは10周年イベントを開催中ということで、大手町の森では飲食店が屋台のように立ち並んで縁日のような雰囲気になっています。」 エバンズ:「先ほど歩いていた時に、遠くから街行く人が大手町の森に引き込まれているのが見えてとても面白かったです。地下2階スペースにも色んなお店がぎゅっと集まっているので、見ていて楽しかったです。実際に販売されていたものを手元に用意してもらったのですが、このカラフルな花瓶もペットボトルと段ボールを組み合わせて作られたアップサイクル品だそうです。環境保護につながるというのはもちろん、アート作品の様で感動しました。」 坂口:「森を中心にいろんなお店が並んで沢山の人が集まっている光景は、どこか懐かしい日本の景色ですよね。ここで少しゲストをお呼びして、大手町の森についてもっと詳しく聞いてみようと思います。それではさっそく自己紹介をお願いします。」 高橋氏(以下敬称略) 「ご紹介ありがとうございます。この大手町の森の運営管理をしている、東京建物株式会社の高橋といいます。」 坂口:「ありがとうございます。早速ですがこの森ができて10周年ということで、森の変化で印象的だったことはありますか?」 高橋:「実は、この森が作られた当初は正直森とは言えないんじゃないかと思うくらいに緑が少なかったんです(笑)。それが今ではパッと見ても森だと感じられるくらいに緑の量が増えました。量だけでなく植物の種類も、当初植えた117種から一時301種まで増えました。土のなかにあった種や風で運ばれた種が芽吹いたり、この大手町の森の中で自然競争が起きたりと、長い時間を経て今では208種類に落ち着いています。普通であれば肥料などを与えて雑草や他の草木が生えないようにしながら成長を促しますが、ここは自然に委ねる方針で育てています。」 エバンズ:「目指す森の形みたいなものはありますか?」 高橋:「いま大手町の森のなかはコンクリート部分と緑地がくっきりと分かれていて、緑地に人が入れないようになっています。ですが、より森を感じながらゆっくり過ごせる場にしたいと考えているので今回のような森を身近に感じられるイベントの開催や、森の中で時間を過ごせるスペースを増やしていきたいと考えています。原生林に近づけるというよりも、人に近い存在になってほしいなと思っていますね。」 坂口:「ありがとうございます。ここからは観客の方からも質問を受け付けたいと思います。ご質問のある方はぜひ、どうぞ。」 観客:_大手町の森は別の土地で植樹して環境づくりをしてから、森をまるごと大手町に持ってきたと今日初めて知りました。このようなプレフォレストという取り組みは一般的なのでしょうか? 高橋:「実はチャレンジングな取り組みです。このビルもそうですが、都内にあるほとんどのビルの地下には地下鉄や店舗が並んでいて、土の層が続いているわけではありません。そこに緑地を作ることを屋上緑化と言いますが、この広さで屋上緑化をした前例が当時ありませんでした。そこで、実際にプレフォレストを作ることで設計の確認作業を行いました。本当に植物が育ってくれるのかを実験するような意図で始めたので、うまくいくかは分からないなか始めました。」 観客:_チャレンジングな方法を取るというのは、会社の判断として難しいと感じたのですがどのように進めたのでしょうか? 高橋:「もちろん、緑地を配置しただけの遊歩道を作るプランもありました。しかし、せっかくの広さを活かしたいということで森を作ったという経緯ですね。プレフォレストはそれを成功させるための実験的取り組みでした。」 エバンズ:「失敗するリスクがありながらもここに作ろうと思った理由はあるのでしょうか。」 高橋:「環境に配慮したビルを作るという前提はありましたが、ここまで大きな森を作る必要はありませんでした。ですが当時の担当者が、日本トップクラスのオフィス街である大手町だからこそチャレンジをしたいという強い想いで推し進めました。理由はただそれだけですね。」 坂口:「そろそろイベントの終了のお時間なのですが、いろいろと深い話が聞けましたね。大手町の森は、森と人が一体化する未来に向けて誰よりも先に行く存在になれる気がしました。」 エバンズ:「これからの都市の形ですよね。身近に自然があるとストレスレベルが下がるし、そこから心の健康に、さらには環境のことへの関心にもつながると思っています。実際に森の周辺では体感気温が下がっているなどの効果も含めて、東京だけでなくいろんな都市部に広まってほしいですね。」 高橋:「ありがとうございます。まだまだ大手町の森を知らない方は多いと感じているので、ぜひいろんな方に知ってほしいし、皆さんにもどんどん広めていただきたいです。」 坂口:「これからも森の変化を見届けていきたいなと思いました。本日はありがとうございました!」 大手町の森の成り立ちや背景まで知れたトークセッション。さらなる森の可能性について見つめなおす機会となりました。このほかにも「10th Anniversary Event ~日本一の都市の森を目指して~」では期間中に様々なイベントを開催。その模様は下記のリンクより、ご確認ください。 https://the-otemachi-tower.com/archives/4971
FLOOR GUIDE
- 33F – 38F
- AMAN TOKYO
- 1F – 32F
- オフィス
- 1F
- 大手町の森
- B1F – B2F
- 森のプラザ
- B3F – B4F
- 駐車場
ACCESS
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目5-5
大手町タワー 1F・B1F・B2F
電車でお越しの方
東京メトロ 東西線・丸ノ内線・千代田線・半蔵門線、都営三田線「大手町駅」直結 東西線中央改札前
駐車場情報
・利用時間
6:00 〜 24:30
・料金
30分300円
12時間毎最大料金
機械式駐車場:普通車2,700 円 / ハイルーフ車2,900円
平置き駐車場:2,900円
※利用時間外(24:30 〜6:00)は入出庫できません